大学の同級生リカちゃんを友達に取られちゃった・・・

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大学の同級生リカちゃんを友達に取られちゃった・・・ 1枚目
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僕の名前は根虎レオ。
昔から不幸体質があって、何度も好きな子を取られてしまうんだ。
でも今回は絶対に負けない!
僕は今、大学の同級生・リカに恋をしている。
リカは明るくて冴えない俺にも優しくしてくれるんだ。
いつも彼女の笑顔が僕にとっての光で、彼女がいるだけで毎日が楽しかった。
今日こそ告白する。そんな気持ちだったんだが、ある現場を目撃してしまう。
それは、リカと俺の友達、白根健二がキスしている瞬間だった。
まさか……そんな……。
ショックでふらつきながら帰った俺は、次の日大学に行くこともできなかった。
リカにも会えず、一人ベッドの上でうなされていたのだが……
「おい。レオ、大丈夫か? 入るぞ」
健二が俺の部屋に乱入してきた。
「うぉ!? 健二! ノックくらいしろ!」
「いや、何度もノックしたんだけどな? レオ、なんか最近元気ないみたいだしよ。話くらい、聞かせろよ」
そう言いながら、俺の横にどかりと腰を下ろす。
「なんだよ……。お前こそ、なんかいいことでもあったのか?」
「いやぁ、実はな」
健二は嬉しそうに語り始める。
「昨日さ、俺とリカちゃんが付き合い始めたんだよ!」
「……なんだって?」
「いやー、よかったぜ! やっとレオも分かってくれたんだよな! リカちゃんって超可愛いじゃん? 俺らみたいな冴えない男にも優しくてさ」
そう言って健二は笑う。
……くそ!
健二は昔から、僕の物に手を出すのが得意だった。
幼稚園の砂場で、僕が作ってた城。
小学校の高学年のとき、クラスメイトの子のお弁当。
高校の時なんかは、学年一の美人の彼女までいた。
健二が狙ってるときは、僕には絶対に手を出せない。
その法則は今も続いているのだ。
「そ、そうか……。よかったな」
僕は笑顔を取り繕いながら答える。
「おう! そうだレオ! 良かったら今度三人で飯食いに行こうぜ! な?」
健二は僕に肩を組んでくる。
「そ、そうだな。うん」
僕は無理やり笑顔を作った。
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